ずいぶん長いことかかりましたが
視聴終わりました
4月に見始めて44話までは順調だったのですが・・・・・。
このドラマは最初暗くて1960年代の話で
古い感じがして
とても見る気がしなかったドラマです
このドラマを本当に最後まで見た方は少ないのではないかと思います
見ている途中で何度も挫折してしまうのではないかと思うのです
が、それは
もったいないと見終わって思います
結論は・・・見てよかった!!
以下は最終話までのネタバレを含んだものですので
まだ見ていない方はお気をつけ下さい
44話あたりで弟イ・ドンウクとシン・ミョンフンが入れ替わっていたことが周知の事実となって
イドンウクの暴走が始まって
見ている私が心情的に苦しくて、結果を見るのがとても恐くなってしまったのです
ドラマなんだから・・・と自分に言い聞かせても
体が付いていかないというか
パタッと見る気がしなくなりました
色々短編で見たいドラマが沢山控えていたからということもありました。
それらの短編も何本か視聴したので、もうそろそろいいかと
見始めたのです
イドンウクの暴走もなんとか最後には
クク会長の遺言や、ミエ元看護師によって食い止められて
イドンチョルへの信頼も回復できてめでたしめでたし・・・だったことはとてもホッとしました
結末は全く知らなかったのですが
【ドンチョルが死ぬ】ということはチョロッと口を滑らした私の友人が
聞きたくないのに教えてくれてしまったので知ってしまいました
そして、何かで
【麻薬取引に手を染めたイドンチョルを検事としてイドンウクが裁きドンチョルは死刑となる・・・】
というような噂を聞いていたから
『それはドンチョル犬死ではないか!』『そんなバカな結末なの・・・・』と、とても見る気がしなかったのです
ほほぉ~
でも、ご安心ください
そういう結末ではなかったのですね!
一説によると古臭いドラマとか一時代前のドラマだ!とか
言われているようですが
脚本家が結構お歳の方のようですね
私はこのドラマは古臭いとは思いません
子供を取り替えられてしまった2つの家族の物語で、
悪人と言われているシンテファンもその究極の悪を見せ付けていたし
イドンチョルはもちろんのこと、イドンウク、その母ヤン・チュニのどこまでも強く強情な母親の描き方
クク会長、ヤンチュニに付いてきたジョンジャさんの生き方、
ミョンフンの暴力的屈辱の末、子供が出来て仕方なくシン家へ嫁ぐキム・ジヒョンのこと、
その財閥で悪の権化の父を持つシン・ミョンフンのことなど
主役だけでなく個々の人物の描き方がとても上手いと思うのです
私はこういう深く人々をえぐっていくドラマ結構好きです
ただし、暴力的なシーンが多いのと、ヤクザや暴力団的な人物も沢山出てくるのは
ちょっと夢がないドラマというか発展がないですね
その点はあまり好きではありません
しかし、イドンチョルが弟のため、家族のため、シンテファンに対抗する力をつけるために
闇の世界とのかかわりが必要だったというのは理解したいのです。
イダヘさんが「精神的苦痛」とかでドラマを完走しなかったことは
ちょっと残念です
彼女が居たらどういう話になっていたのか
ちょっと見てみたい気もします
最後にイドンウクを演じていたヨン・ジョンフンがとても良かったと付け加えたいです
何かで読みましたが最初は取り替えられた二人が主役だったとか
どういう経過でその兄が主役となったのかは知りませんが
イドンチョルのソンスンホンssiもとても良かったと思いますが
それ以上にヨン・ジョンフンがすごい、と思ったドラマでした
ソンスンホンさんはカッコ良いのだけれど最後の方はなぜか飽きてきてしまいました
もちろん、好演しているのも分かるし、立ち回りもすごいし素晴らしいのだけれど・・・・ね
うーん、なぜでしょう?
多分引き出しがあまり深くないのと言ったら失礼かな?
(もちろん私はソンスンホンさん嫌いではないですから、そこを誤解しないでいただきたいです)
以前にも書きましたがイミスクさん演じる母ヤンチュニもこのドラマの宝ですね
長いドラマ飽きることなくストーリーを追いかけて
本当に
見て良かった!!です