韓ドラも一昔前の
不治の病、激烈ないじめ、記憶喪失、などのようなストーリーのドラマは影を潜めて
ずいぶん進化したものです。
この「チュノ(推奴)」を見ていて思います
チャン・ヒョク扮するテギル
オ・ジホ扮するソン・テハ
イ・ダヘ扮するヘウォンは主演ですから勿論、彼らの「生き様」は丹念に描かれていきますが
その他に出演する脇といわれる人々にもそれぞれ人生があり
生きてきたストーリーを細かく説明していきます
このドラマの題材は
丙子の乱の際に清国に人質として捕えられ昭顕世子【ソヒョンセジャ】(次期国王予定)が父王の企てにより粛清され清昭顕世子の息子・石堅【ソッキョン】を守る一派とそれをなき者にしようとする国王派とのせめぎあいがこの物語の根底にあるストーリーで
この話は多分、日本の「本能寺の変」や「忠臣蔵」の話のように韓国では誰もが知っている有名な題材なのでしょう
同じ題材を基にした話としては味付けは違いますが「最強チル」(韓国KBSが2008年6月17日~8月19日に放送されていた史劇ファンタジー)ドラマもそうであったと思います
登場人物の生き様の描き方もすごいですが
ソンテハがイ・ギョンシク=左議政が放ったファン・チョルウンに追いかけられ、奴婢を捕まえる仕事師テギルたち3人に追いかけられ、へウォンは輿入れした先を逃げ出しその夫が刺客を送り、兄から先に見つけて連れ戻すように言われている部下に追いかけられ、テギルは兄師匠チョン・ジホ一派から追いかけられ、それらが塊となって追いつ追われつの大混戦となって物語が進んでいく白熱した息をのむ展開が続いています
いやぁ~韓国ドラマ本当に進化しています
次々と起こる「刺客」や「追っ手」と戦って進む彼らから目が離せません
「추노」
KBS
2010・1/6~3/25
全24話
英語題:Chuno/Slave Hunter
演出 クァク・ジョンファン
脚本 チョン・ソンイル
出演
イ・デギル(チャン・ヒョク)
ソン・テハ (オ・ジホ )
キム・ヘウォン(イ・ダヘ)
オプポク(コン・ヒョンジン )
ファン・チョルウン(イ・ジュンヒョク)
チェ将軍(ハン・ジョンス)
ワンソン(キム・ジソク)
ソルファ (キム・ハウン)
チョン・ジホ(ソン・ドンイル)
オ補校(イ・ハンウィ)
クァク・ハンソム(チョ・ジンウン)
イ・クァンジェ(チョ・ソンイル)
イム・ヨンホ( イ・デロ)
キム・ソンファン=クンノム ・ヘウォン兄 (チョ・ジェワン)
ペクホ(デニーアン)
チェ司果 (アン・スンフン )
ユンジ(ユン・ジミン)
イ・ギョンシク=左議政(キム・ウンス)
マウィ(ユン・ムンシク)
パン・ファペク (アン・ソクファン)
クン酒母 (チョ・ミリョン)
チャクウン酒母(ユン・ジュヒ)
<あらすじ>
裕福な両班【ヤンバン】(貴族階級)の家に生まれたテギル(チャン・ヒョク)は使用人で奴婢【ぬひ】のオンニョン(イ・ダヘ)と密かに愛をはぐくんでいた。しかし、奴婢の身分に我慢できなくなったオンニョンの兄、クンノムが火を放ち、オンニョンを連れ逃亡する。そして10年が経つ中、テギルはクンノムとオンニョンを捜し回るうちに奴婢を追う推奴師【チュノ】になっていた。
一方、かつて朝鮮最強の武将と言われたテハ(オ・ジホ)は友人チョルンの裏切りにより奴婢に。そして、ある日、丙子の乱の際に清に人質として捕えられ苦労を共にした昭顕世子【ソヒョンセジャ】(次期国王)からの手紙が届く。それを見たテハは昭顕世子の息子・石堅【ソッキョン】を朝廷の陰謀から守るために逃亡奴婢となることを決意する!逃げるテハは推奴師テギルに追われることに。そしてテハは同じく逃亡中のテギルの初恋の相手・ヘウォン(オンニョン)と出会い、行動を共にすることになって――
11月(2010年)よりMnetで放映スタートの番組情報から転記させていただきました