まずは一つ前の記事↓で「陳腐だ!!」と、書いたこと謝りたいと思います
結構イカしていました(笑)
もちろん、若い経験の少ない出演者が主役という困難さから
稚拙な部分もあり、足りない部分もたくさんあったけれど
でも、出演者は彼らなりに全力を出し切っていると思います
そこが見終わって沸々とわきあがってくる気持良さがあったと思います
このキリン芸術高校というのは韓国特有のものでしょうか?
だって、英語、数学理科、というような勉強はほとんど皆無な高校なのですもの
はっきり言って高校と名付けてはいけない、≪専門学校≫と日本では呼ばれるカテゴリーに
属する学校だと思います
韓国ではこれを高校と認めるのですね
学校の理事長(ペヨンジュンさん)が始めにユン・ベクヒに渡した
Kの文字の入ったペンダントが色々な人にわたる過程が
このドラマのキーポイントなんですね
最後まで見ることによってそれがわかってきます。
ドラマの最初の部分が最後でなんのことなのかが理解できるようになります
ここが面白いですね!!
最初「悪」だと思っていたサラ金業者の社長や校長、校長の娘のシ先生、
カン・オヒョク先生のお姉さんなど、どんどん人格が変わってイイ人になっていくのは
多分、この作家が路線を変えたのだろうと思います
最初登場の頃はもっと厳しい性格でした
面白キャラに変化させてドラマを変えて行ったのでしょう
チン・グク役のオク・テギョン君もなかなか背も高くソン・スンホンさんをワイルドにしたような顔で
目の保養をさせていただきました
彼はとても画面上でキラキラしていますね
≪韓国語では「パンチャパンチャ」と言うのでしょうか?(笑)≫
これからが期待できる俳優さんになるでしょう
このドラマが学芸会にならずちゃんとしたドラマとなったのは
校長先生、シ先生、カン・オヒョク先生、ヤン・ジンマン先生、金融業社長、カン先生のお姉さん、サムドン母
などの脇役陣のうまさと、主役陣の中で、一人、歌もダンスも素人のソン・サムドン役のキム・スヒョン君のうまさにあったと思います
ただし、コ・ヘミ父役の方は昔大金持ちだったようには到底思えず、
単なるそこら辺に居る”チンピラ”にしか見えませんでした
全部が真冬の撮影でとても気の毒な若者たちでしたが
それに打ち勝つように元気に演技や歌やダンスをして
ミュージカルを見ているような感動を持ちました
路上でヤン・ジンマン先生が出前持ちで踊り出すそして全員の群舞となるドリームハイのダンス
とても良かったですね
ダンス表現力競争の「蛇」ダンスもとても素敵でした
あと、楽譜通りに歌う二人一組のデユエットソングも良かったし、
場面場面で表現する若者の姿に打たれました
IUさん(最初太っていた寿司ガールキム・ピルスク)の歌は抜群ですね
実は、「ドリームハイ」もう一度最初から見てみようかと思っています
何がそうさせるのか?
うーん、ちょっと今は分からないですが・・・・・。