『復讐とショービジネスの成功』を邪魔されながらも立ち向かっていくカン・ギテの物語、そこそこ面白かったです。
時代的には「エデンの東」「ジャイアント」と同じですね
だから車とか機器などその時代のものを用意しなければならないので時代劇より大変だったかもしれません。
出演者が裏切ったり味方となったりめまぐるしく変わります
そこがちょっと滑稽ではありました。
カンギテを演じたアン・ジェウクさんは私は初めてでした。
彼の笑顔はとてもイイですね。
笑顔に墜ちました(笑)
カン・ギテを破滅させようとどこまでも執拗に迫るチャン・チョルファン役のチョン・グァンリョルさん熱演ですが彼の演技はだんだん鼻についてきます。ワンパターンなのですもの。
その手下でカンギテの親友だったチャ・スヒョクをイ・ピルモさんが演じますが、彼はすごい俳優だと思いました。
「ソル薬局の息子たち」ではひょうきんで女たらしの二男を演じていましたが
このような「影」のある役も上手いのですね。
最初の頃60年代の服装の色使いなど製作者は大変だったと思いますが
目がチカチカして好きではありませんでした。
それからヤクザとの戦いが出てきますがそういう場面も好きではありません。
そして仕方ないとは思いますが安企部、情報部、ヤクザの拷問場面もほとんどが蹴りを入れるのですがそういう場面も好きではありません。
その時代を描くためには必要なのかもしれませんが暴力ではなく
「頭」での戦いを描いたらどうでしょう?
そういう意味で「エデンの東」同様、この「光と影」、あまり好きにはなれませんでした