ハンジヘさんが二役ということで話題になったドラマです
現在BSジャパンで放映中ですが私は少し早く見終わりました
ハンジヘさんご結婚なさっても俳優は続けていらっしゃるのですね
彼女は悪役(ずいぶん前のドラマ「夏の香り」)も最初の主役ドラマ「ランラン18歳」も
笑顔が素敵な庶民的なドラマ(「
憎くてもかわいくても」)、そして「
エデンの東」、「
メイクイーン」と沢山見てきましたがさっぱりした感じが好感のもてる女優さんです
[オンナ、オンナ]していないところが気に入っている女優さんです
このドラマはハンジヘさん、冷たい感じのするお金持ちだけれど家庭には恵まれないユナと
庶民的な家で育った素朴な感じのする女性チョン・モンヒと二役で
よくその二人の違いを演じ分けていたと思います
男性の主役パクヒョンス役のヨンジョンフンさんは安定した演技ですね
ただ、もう風格があり過ぎて、自分に自信のないオドオドする男性・・・・という最初のキャラ設定は
無理で、最初から落ち着いた社長然としていましたね
ストーリーはハンジヘ扮するチョンモンヒが主役でしょうに、なんだか最後の方は
二人のお母さんチョンモンヒの母ユンシムドク役のチェ・ミョンギルさんとパクヒョンジュの母で
宝石会社社長夫人のチャンドクヒ役のイ・ヘスクさんが主役のようなストーリー展開になったように感じました
特に、イ・ヘスクさんはとうとうと長いセリフを述べ圧巻でした
こちらは多くのドラマでお母さんを演じるイ・ヘスクさん
そして、時代劇でよくお会いしたような気がするチェ・ミョンギルさん
この二人が凄い演技でグイグイと引っ張って
最後の方、
チョンモンヒ「えっ?それでいいの貴方は?」とすっかり忘れられたようになってしまって
ストーリーとしては消化不良です
日本と韓国との結婚についての見解の相違がやはりここでも影響していると思います
韓国では一度親類になるとその両家の間の他のメンバーであっても婚姻は認められないし、ありえないのですね
姻戚関係は本当に大変だなと感じます
日本では双子同士の結婚や兄弟それぞれたとえばA家兄とB家妹
A家妹とB家兄の結婚などよくあることですが韓国では決して許されないし
A家兄とB家女子が結婚していて兄が亡くなった時、
もしA家弟とそのB家女子がその後、相思相愛になったとしたら結婚しても可ですが
韓国では相思相愛になることすら許されないのですね
そういう問題を避けるような道徳観が韓国では根強いため
このドラマを振り返ってもなんだかつまらない結末になっているような気がします
残念ですね!!